税理士は儲からない仕事?平均年収と独立後の事務所経営の実態

  • 税理士は実はあんまり儲からないって本当?
  • 平均年収はどのぐらい?
  • 勤務税理士と独立ではどっちがおすすめ?
  • 挑戦する価値のある資格といえる?(それだけの収入は得られる?)
  • 本当に稼げる税理士になるにはどうしたらいい?

↑こんな不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

税理士という職業は、会計や税務のプロフェッショナルとしてステータスの高い仕事です。

お客さんから「先生」と呼ばれて働く姿に憧れているという方も多いでしょう。

しかし、

税理士資格を持っていて、実務もベテランという人であっても、

「実はあまり儲かっていない(年収が低い)…」という人が多くいる

のがこの業界の現実です。

その一方で、勤務税理士(サラリーマン)として年収1000万超という人たちも確実にいます。

つまり、税理士という職業は「稼げている人と稼げていない人とで、かなり差が開く職業」なのです。

せっかく難関の国家試験に挑戦するなら、しっかりお金を稼げる税理士になりたいですよね。

この記事では、これから税理士を目指すという段階の方向けに、税理士として高年収になれる働き方について解説いたします。

「稼げる税理士」になりたい方は、ぜひ参考にしてみてください

税理士は儲からない?平均年収の実態

2018年の厚生労働省調べによると、税理士の平均年収はおよそ892万円と公表されています。

一見高いように思えますが、これは独立開業している税理士や、税理士として活動している公認会計士の年収も合わせた場合の平均額であることに注意が必要です。

一口に税理士と言っても、働き方は大きく2パターンに分けられます。

ポイント

  • 独立開業している税理士:自分で事務所を開設して自ら所長となる税理士
  • 勤務税理士:一般企業や別の税理士の事務所に所属して働く税理士

ここからは、両パターンそれぞれの年収の実態について見ていきましょう

独立開業税理士の平均年収

自分で事務所を構えて所長となる【独立開業税理士】は、自身の力量次第で高い年収を得ることができます

営業をして仕事を取ることができればどんどん収入をアップさせられるので、中には年収を1,000万円〜3,000万円も稼ぐ方もいるほどです。

ただし、独立開業税理士には、常に自分の手で新規のお客様を開拓していく能力が求められます。

税理士としての実務能力よりも、ビジネスマンとしての営業力が問われる職業なので「勉強ができるだけ」の人が成功するには、まず難しいフィールドと言えるでしょう。

営業が上手くコネが広い人であれば、独立開業税理士として大成功することができます

勤務税理士の平均年収

他の税理士先生の事務所で働ける資格を待つ【勤務税理士】の場合は、安定的に収入を得ることができます

勤務形態がサラリーマンとほとんど変わらないため、収入の安定感は開業した場合よりも断然高いです。

しかし、平均年収は30代で500万円〜600万円程度とそれほど高くないのが現実です。

労力に見合うかどうかは微妙なところですが、安定した収入を得たい方にとっては悪くない選択肢かも知れません。

中には、「稼げる分野」に特化している中堅事務所や、大手の税理士法人に勤務しており、年収1,000万円を実現している税理士もいます。

この方法であれば高い収入を安定して得ることができるので、勤務税理士になるならここのラインを目指したいですね。

稼げる税理士を目指そう!ゼロからのキャリアプラン

ここまで読んでいただいた方の中には、

「まったくの未経験から税理士として稼げるようになるのは、かなり遠い道のりなのかも…」

と感じてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、あきらめる必要はまったくありません。

現在成功している高年収の税理士も、みんな最初は未経験・資格なしでキャリアをスタートしています。

以下では、これから税理士を目指す!という段階の方向けに、「稼げる税理士」になるまでの具体的なキャリアプランを紹介しましょう。

まずは試験に合格しよう!

資格を持っていない方の場合、税理士としてプロを目指すには、とにかく試験に合格することが一番の近道であり確実な方法です。

そのため、無資格の方はまず税理士試験の合格を目指しましょう

資格を持っていれば、将来独立する選択肢を取れますし、転職・就職にも断然有利になります。

3年間は実務経験を積もう

試験の合格を目指すにあたって、税理士事務所で働きながら勉強を進めて行くのがよいでしょう。

働きながら勉強?と思われるかも知れませんが、実は勉強と就業の両立は、効率のよい方法なのです。

ポイント

  • 実務を通じて試験の勉強になる
  • 勉強をしながら実務経験も積むことができる

また同じように税理士を目指す仲間と情報共有をしたり励まし合いながら、仕事ができるのもメリットですね。

特に、実務未経験・資格なしの方でも採用されることが多い小規模な個人事務所は、下積みとしては最適な環境です。

小さな事務所は給与面が、年収300万円〜350万円程度と低く、生活の安定性を求めるのには厳しい環境であるというのが現実ではあります。

しかし、まずはここからスタートし「試験合格+実務経験3年以上」という実績をつけましょう

それは、あなたが将来的に税理士として成功するための、キャリアの第一歩となります。

実務経験を3年以上積んだ後のキャリアプラン

税理士試験に合格し、実務経験も3年以上あれば、いよいよ一人前の税理士として活躍できるようになります。

そのため、その後のキャリアは自分で自由に積み上げていくことができます。

ここからは、実務経験を3年以上つけて下積みを卒業した後のキャリアプランをご紹介していきます。

1.大手の税理士事務所

税理士事務所というと小さな個人事務所を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は大手も税理士事務所に含まれます。

収入を重視するなら大規模な税理士事務所や、税理士法人など、大手どころに就職するのがおすすめです。

特に国内大手の税理士法人である以下4社はBig4とも呼ばれ、業界の花形として有名です。

ポイント

  • PwC税理士法人
  • デロイト トーマツ税理士法人
  • KPMG税理士法人
  • EY税理士法人

勤務税理士になるのであれば、このBig4への就職を目指したいところです。

こういった大手の税理士法人は年収も高く、800万円にも届くケースもあります。

また、M&Aや事業承継などといった、小規模な法人では請ていないような難易度の高い仕事も経験ができるため、洗練された知識をつけることもできます。

収入がよく知識もつけることができるため、大手法人でキャリアを積むことができれば税理士として大成功と言えるでしょう。

2.資産税など特化分野を持つ税理士事務所

税理士であれば独立開業して、自分の事務所を持ちたいという人も多いでしょう。

独立開業税理士として事業を成功させるには、一つの得意分野に特化するのが良いとされています。

例えば今の時代、相続税に強い税理士の需要は高まっていますよね。

これを極めれば、大手の税理士法人の業務範囲とも重複しにくいため、希少価値が高く仕事も取りやすいでしょう。

また、一度個人事業主の顧問税理士になれば安定的な収入も確保することができ、その上紹介を受けやすいなどとコネクションも持つこともできます。

個人の力量次第ですが、営業力を養えば年収が1,000万円を超えることも夢ではありません。

3.一般企業の経理財務職

税理士資格を持つ人のキャリアプランとして、一般企業の経理財務職に就くという選択肢もあります。

独立までは考えていないけれど、自分の強みを活かしたいという人には良い選択肢でしょう。

特に中堅〜大手企業の経理職では、税務の知識を求められる業務が多いです。

そのため、一般的な経理職の人よりも、優秀人材として重宝され有利に働くこともできるでしょう。

また、社内税理士という選択肢もあり、社内での税務コンサルティングや決算申告などが対応できれば評価も高まります。

一般企業なので安定した収入を得ることもできます。

生活の安定性を求める人は一般企業への就職や転職も視野に入れてみましょう。




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