今回は、会計事務所の仕事内容のうち「決算業務」について解説します。
決算業務とは、顧問先企業の1年間の会計の数字を確定し、
税金額を計算して税務署に報告することを言います。
この決算業務で1つの顧問先の1年間の仕事内容ルーティンが1周することになります。
通常、会計事務所の職員は1人で20件~30件程度の顧問先を担当しますから、
年間で20件~30件の決算業務を行うことになります。
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ブログ管理人
1985年生まれ。ニートで税理士事務所入社→月給16万円のブラック事務所で地獄のような目にあう→ホワイト事務所に転職して年収600万円/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。
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この記事の目次
会計事務所の仕事内容:決算業務とは?

(会計事務所の仕事内容:決算業務とは?)
日本で活動しているすべての企業は、
1年に1回は必ず決算をして税務署に申告し、税金を納めなくてはいけません。
企業には大きくわけて個人事業主と法人企業(株式会社や合同会社のこと)がありますが、
↓それぞれの企業が決算を行うタイミングは法律で以下のように決まっています。
決算を行うタイミング
- 個人事業主
2月16日~3月15日 - 法人企業
事業年度が終了する2か月後
なお、個人事業主の決算業務のことを確定申告と呼びます。
個人事業主は、毎年1月1日〜12月31日をひとくぎりとして、
翌年の2月16日〜3月15日の間に申告を行わないといけません。
例えば、令和3年1月1日〜12月31日までの分は、令和4年2月16日〜3月15日の間に申告します。
法人企業の決算業務
法人企業の場合、事業年度をいつにするか?は自由に決めることができます。
これは個人事業主とは異なる点ですね。
(個人事業主は、上で見たように必ず1月1日〜12月31日を事業年度としなくてはなりません)
例えば4月1日~3月31日を事業年度にした場合には3月決算法人、
1月1日~12月31日にした場合には12月決算法人というように呼びます。
そして、法人企業の場合は、事業年度が終了してから2ヶ月が経過するまでに決算業務を行わないといけません。
例えば、3月決算法人の場合、
3月31日が事業年度が終了する日ですので、そこから2か月後の5月31日までに決算をして税務署に申告します。
同様に、12月決算法人の場合には2月末日、
1月決算法人の場合には3月末日というように、
決算を行うタイミングは各企業によって異なることになります。
日本には3月決算法人が多い
日本には、慣習的に3月末日を事業年度終了の日とする3月決算法人が多いです。
そのため、5月末までに決算を行う企業が多くなります。
会計事務所のお客さんである顧問先企業にも3月決算法人が多いので、
必然的に税理士事務所の5月は忙しい時期(繁忙期)になるわけですね。
決算業務の具体的な仕事内容(作業内容)
決算業務の具体的な仕事内容(実際に行う作業の内容)についてみていきましょう。
月次監査で毎月の経理作業はチェックを行っているので、
決算業務を行う事業根度末のタイミングで基本的には会計の数字はほぼ完成している状態のはずです。
↓月次監査(巡回監査)の仕事内容についてはこちらの記事を参考にしてください。
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会計事務所の仕事内容:月次監査(巡回監査)とは?
今回は、会計事務所の仕事内容の基本である「月次監査(巡回監査)」について説明します。月次監査をきちんとやっているかどうか?で会計事務所職員の仕事の質が決まると言っても過言ではありません。ぜひ具体的にイメージしながら読んでみてくださいね。
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ごく簡単に言うと、この状態から決算処理の仕訳を入力していくのが決算業務です。
くわしくは簿記で勉強する内容ですが、
事業年度末には以下のような決算整理仕訳を会計ソフトに入力することになります。
- 売上原価の計算
- 未払費用や前払費用(経過勘定)の振替
- 引当金の計上
- 固定資産や有価証券の評価処理
- 仮払勘定の振替など
簿記で「仕入高/繰越商品」「繰越商品/仕入高」って売上原価の計算方法を勉強しますよね。
あれをここで作業としてやっているわけです。
決算整理仕訳を入力した段階で、その企業の当期の税引き前利益の金額が確定します。
次に税引き前利益の金額から、当期の法人税の金額を計算します。
税引き前利益の金額から法人税を計算
法人税の計算は、税引き前利益の金額を調整することで計算します。
くわしい内容は専門書などを読んでほしいですが、ざっくりというと、
「税引き前の利益額+損金不算入+益金算入-損金算入-益金不参入」という形で課税される所得の金額を計算します。
課税される所得の金額に法人税率をかけると法人税の金額を計算できます。
この時点で正確な決算書と法人税申告書が作成できますので
、顧問先の経営者などに報告することが多いですね(納付書も渡します)
経営者への報告と承認をもらったら、税務署に申告します。
ここまでが税理士事務所の仕事内容としての決算業務です。
決算業務が完了すると、1つの顧問先の年間ルーティンが1周することになります。
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
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何を求めて転職するのか?を明確にするのが重要
私のブログを読んでくださっている方は、
なんらかの理由があって、今の職場に不満がある人(給料安い・人間関係が最悪…など)が多いと思います。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
↓それがこれです。
なんの欠点もない「天国のような職場」はこの世に存在しない。
↑すでに社会人経験がある人は同意していただけると思いますが、
給料良くて、ワークライフバランスも良くて、
人間関係も最高で、所長税理士も優しくて…
みたいな天国のような職場ってまあ現実には存在しません。

この点を理解しておかないと、
「あの人っていつ会っても転職活動やってるな…」
みたいなことになりがちですので注意してください。
(税理士業界では、そういう人はけっこう多かったりします)
重要なことは、あなた自身の中で、
妥協できない点と妥協できる点を明確にすることです。
そこから「自分にとって一番メリットの大きい職場」を、
現実的な選択肢として選ぶことなんですね。
↓具体例を挙げると、例えば以下のような感じです。

具体例1
- 妥協できない点
今は税理士試験の勉強に集中したいので、繁忙期も残業のない事務所に転職したい - 妥協できる点
その一方で、多少はお給料が下がることはしかたないので、年収500万円以上を許容ラインにする - 現実的な選択肢
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具体例2
- 妥協できない点
実務経験者として今度の転職では年収アップにこだわりたいので、年収600万円は絶対に欲しい。 - 妥協できる点
その代わり、仕事がある程度いそがしくなるのは許容する。 - 現実的な選択肢
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具体例3
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将来的には税理士として独立を目指しているので、自分の得意分野を持っておきたい。
独立のための資金を貯めるためにも、年収は600万円は絶対欲しい。 - 妥協できる点
その代わり、仕事がある程度いそがしくなるのは許容する。 - 現実的な選択肢
相続税対策についての実務経験をゼロから積める「資産税特化事務所」の求人を狙う
なんとなく「いまの事務所嫌だなー…」とばくぜんと考えていても、
なかなか具体的な選択肢は見えてきません。
(具体的な選択肢が見えてこないと、人間は行動に移すことはできないものです)
そうこうしているうちに、
年齢を重ねて転職の選択肢がどんどんせばまっていく…
というのは税理士業界に限らずあるあるですね。
そういう人と比べて、
上記のように「妥協できる点」と「妥協できない点」から職場探しをできる人は、
比較的短期間で理想に近い職場を見つけられる可能性が高いです。
自分の中で明確な基準を持って、現実的な「落とし所」を探るのが大切と言えるでしょう。
現実的で勝ち目のあるゲームをしましょうという話ですね。
税理士業界専門の転職エージェント(無料)を活用しよう
なお、こういった「妥協できる点・妥協できない点」から、
「現実的な選択肢(落とし所)」を決めるかたちの転職活動の進め方については、
転職エージェントに相談しながら進めた方がうまくいく可能性が高いです。
2023年現在、転職活動に転職エージェントを使うのはほぼ当たり前というか、
使わない理由がないというのが実際のところですね。
書類選考対策から面接対策、
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すべて無料でやってくれますので。

自分のニーズ(妥協できる点・妥協できない点)を明確にできたとしても、
それにマッチした求人を見つける作業はなかなか自分でやるのが難しいです。
この点、税理士業界専門の転職エージェントなら、
あなたのニーズにマッチした具体的な選択肢(求人)を豊富に提案してくれます。
ときには自分で求人探しをしていたら、まず選択肢に入れていなかったであろう求人が、
実は自分にベストマッチな選択肢だったということもあり得ます。
転職活動って人生でそう何度もやることではありませんから、
徹底的にこだわってやった方が良いですよ。
転職活動のやり方ひとつで、年収が100万円以上も変わってくることって普通にありますからね。
転職エージェントを使えば、
書類選考〜採用担当者とのアポイント取り、面接対策や年収交渉まで無料でやってくれます。
無意味に「自力ですべてやること」にこだわって、
せっかく見つけた優良事務所からの採用可能性を下げる…なんてかしこいやり方ではありません。
なお、転職エージェントに報酬を払うのは採用を行う事務所側ですので、
私たち転職活動する側は無料で使うことができますよ。
使わないのはものすごくもったいないので、活用しましょう。

リク◎ートエージェントなどの「一般向けの転職エージェント」も、
使っちゃいけないわけではないですが、
税理士業界の内情について、いまいちよくわかっていないエージェントに担当されてしまう…みたいなことがあり得ます。
(私自身も経験があります。
面談で税理士試験の科目合格制度ってなんですか?…
みたいなこといわれてガッカリしたことがあります)
税理士業界ってかなり特殊な業界ですので、
この業界に精通した、専門の転職エージェントを使うようにしましょう。
税理士業界志望者はハロワを使うな

(税理士業界の求人は、ハロワやリクナビで探さない方が良いです)
正直、税理士業界に転職するなら、
ハローワークは使わない方が良いと私は思ってます。
なぜかというと、求人の「質」が低すぎるからなんですね。
実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。
(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)
私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、
彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。

- 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
- リモート勤務OKな税理士事務所求人
- 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
- 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
- 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
今すぐは転職する気がない人もやっておくべきこと
今すぐは転職するかどうか決めてない。
でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。
チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。
ただ、こういう段階の人も
転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。
転職って運で決まってしまう部分もあって、
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
が非常に重要だったりするからです。
日常的に、税理士業界の最新の求人情報にアンテナを立てておくようにしましょう。
希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、
マッチする最新のおすすめ求人がメールで送られてくるので便利です。
↓こんな感じで、あらかじめ自分で入力した
年収などの条件にマッチするものだけが送られてきます。
情報って多すぎても使えないんで、
自分にマッチする求人だけを送ってもらえるのが便利です。

転職サイトの使い方って人それぞれだと思いますが、
私はこういう「流し読み」的な感じがいいと思ってます。
流し読みでも日常的に求人情報を見るようにしておくと、
税理士業界の年収や、福利厚生の相場みたいなものもなんとなくつかめてきます。
良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておいて、
いざ転職するとなったときに、
ロケットスタートを切れるようにしておきましょう。
余裕のあるタイミングでこれやってる人と、
やってない人とでは大きな差がつきますよ。
税理士業界は「優秀なのに年収低いループ…」にはまる人が多すぎる

(優秀なのに年収低い…的なループにはまらないために)
税理士業界って、
能力スキル的には非常に優秀なのに、
たまたま良い求人に出会えていないのが原因で、
しかたなくブラック事務所で低年収で働いている…。
みたいな人がかなり多いのが現実です。
仕事のスキルや能力と、良い事務所に入れるかどうか?ってあんまり関係ないんですよね。
良い事務所に入れるかどうかは転職活動のやり方が上手か下手かできまることなんで。
逆に言うと、能力的にはごく普通だけど、
転職活動の進め方が上手で、
ホワイト事務所に入社できている人もいるわけですね。

転職活動のやり方が上手か下手かだけで、
稼げるお給料の金額が年間100万円ぐらい違ってくることもあります。
転職活動のやり方だけで年収減る…とかめっちゃ悲しいですよね。
重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。
具体的には、会計職専門の転職サイトで定期更新される求人情報を、
日常的にチェックするクセをつけるようにしましょう。
転職サイト内で年収や事務所の人数規模など、
転職先に求める条件をしっかり入力しておくのが大切です。
↑これやっておくと、
転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。
求人が掲載開始された瞬間に自動通知してもらえるので、
優良ホワイト事務所の求人を見逃すリスクをなくせますよ。
転職サイトって、なんとなく求人をながめているだけ…では
なかなか良い求人にはなかなか出会えません。
↓年収高めのホワイト事務所の求人や、
BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、
募集期間が短い傾向があるので注意してください。
ポイント!
- 税理士事務所の求人を探すなら、会計職専門の転職サイトを使うべき
→税理士業界専門サイトなので、ハロワやリクナビと求人の質がまったく違う。 - 転職活動は「能力」より「運」で決まってしまう部分も大きい
→転職サイトを日常的にチェックして「優良求人に出会う確率」を上げることが大切。 - 転職サイトを使うなら、無料アカウントを作り求人の絞り込み条件を設定しておこう
→自分が指定した条件にマッチする求人が出るたびに通知してもらえます。
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ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)
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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選4社】
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現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)
転職サイトを日常的にチェックし、
気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、
「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある」
↑と気づけるのも重要です。
ストレスでどうしようもなくなる前に、
転職という手を打つことができるようにしておきましょう。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、
転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)
そうなると、さらに現状への依存度が高まって、
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。
なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2023年現在で、なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビとかの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれません。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)
がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。
会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。
現時点で8,647件の求人がありました。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓転職に限らずですが、
仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。
能力やスキルももちろん大切なんですが、
転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。
税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、
転職活動のやり方がまずかったのが原因で、
ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
