- 会計事務所に正社員採用されるには簿記資格は必要?
- 簿記2級ぐらいは持っていないと書類選考で落とされる?
- 未経験・資格なしでも会計事務所に採用される?
会計事務所の求人情報を見ていると、
簿記2級以上の知識が必須といった書き方をしている事務所が多いですよね。
まだ勉強を始めたばかりで
2級は合格していないという方や、
かなり前に2級に合格したけど、記憶があいまいで不安…。
という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、結論から言うと簿記資格がまだない人であっても会計事務所に採用される可能性はありますよ。
この記事では、会計事務所の正社員採用の実態について解説します。
これから税理士を目指して会計事務所で働くという人や、
会計事務所の仕事内容が気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
会計事務所求人にある「簿記2級以上」の意味
↑結論から言うと、会計事務所の求人に書かれている「簿記2級以上」というのは、
「簿記についてすでに勉強をスタートしている人なら問題なし」という意味であることが多いです。
未経験者採用の場合、簿記についてまったく知らない人でなければOKという基準にしている事務所が多いですよ。
もちろん、大手の会計事務所などでは簿記2級以上や、
税理士試験科目合格以上を必須にしていることもあります。
しかし、個人事務所レベルの会計事務所の場合は、
未経験採用では入社時の会計知識はほとんど問われないのが実情です。
(なお、ほとんどの会計事務所は従業員20名未満の「個人事務所レベル」です)
必ずしも簿記2級に正式に合格していなくても、簿記の勉強をすでにスタートしている人なら問題はありません。
筆記試験で簡単な会計に関する知識のチェックすることも多いですが、
よほど点数が低くなければ大丈夫だろうという判断をするケースがほとんどだと思います。
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会計事務所の筆記試験はどんな問題が出る?
会計事務所の採用試験では、簡単な筆記試験を行うところも多いです。
どの程度の知識が問われるかというと、
基本的な取引内容を出題して、その内容から仕訳を書いてもらうといったようなことですね。
もし不安であれば、簿記3級のテキストを筆記試験前に見直しておくぐらいのことをしておきましょう。
これだけで十分に対応できるレベルだと思います。
事務所側が採用に当たってチェックしているのは実務で最低限必要な知識を持っているか?です。
あまりシビアに考える必要はありません。
なお、工業簿記に関しては実務で使うこともほぼないので、知識があいまいな人でもあまり気にしないでOKだと思います。
会計事務所の実務で簿記2級の知識は必要?仕事についていけない?
会計事務所の採用に関しては上で見た通りです。
一方で、実務に関して言えば、簿記2級の商業簿記ぐらいの知識はあったほうが仕事を理解しながら覚えていけると思います。
会計事務所の仕事というのは、基本的には簿記のルールの中で進んでいきます。
自分が今やっている仕事が簿記でいうと何に当たるのか?と確認しながら仕事に取り組んでいくと、早く仕事を覚えられると思いますよ。
簿記だけではなく税務や社会保険の知識も大切
なお、簿記の知識のほかに、税務や社会保険についても基本的なことを理解しておくのがよいでしょう。
会計事務所の仕事はお客さんの税金計算を代行することです。
実際の仕事では、
簿記よりも税務や社会保険の知識が問われる場面が多いです。

まったくゼロから勉強するのであればFP3級あたりを勉強しておくと対応しやすいかもしれません。
検定を実際に受ける必要はないので、
FP3級のタックスプランニングの章を見ておくと最低限必要な税務の知識は確認できると思います。
実務では所得税、消費税、法人税の3つが重要です。
この3つについては基本的な計算の仕組みぐらいは入社前に理解しておきましょう。
会計ソフトを使い慣れておくと仕事についていきやすい
簿記と税務のほかにつけ加えるとしたら、
会計ソフトの入力作業に慣れておくことが挙げられます。
会計事務所の仕事は、会計ソフトをベースにすべて動いているのが現状です。
入社したらすぐ(おそらく初日から)に会計ソフトをさわり始めることになりますので、
まずは会計ソフトを使い慣れているかどうか?によって、
仕事ができる・できないが判断されてしまう可能性が高いです。

個人事業主のお客さんなんかであれば、会計freeeを使っている人も多いですね。
どのような会計ソフトも基本的なしくみは同じなので、無料ソフトを使っておおまかに操作方法を理解しておくようにしましょう。
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま働いている人も、これから働く人も、
ブラックで過酷な環境で働きたくないなら、
働く事務所をまちがえないことがたいせつです。
(求人探しの段階でブラック事務所を候補にいれないこと)
そのためには、転職活動の準備段階で
情報リサーチをしっかり行うようにしてください。
具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、
いま世の中に出ている最新の事務所求人をチェックするようにしましょう。

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税理士事務所の求人だけを
専門であつかう転職サイトを使うのが、
転職成功のコツです。

正直、税理士業界に転職するなら
ハローワークは使わない方が良いと私は思ってます。
(実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました)
情報リサーチには税理士業界専門の転職サイトを使うようにしましょう。
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- 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
- 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
(ライバルに負ける?)今すぐは転職しない人も転職サイトへの無料登録はやっとくべき理由

(今すぐは転職する気はない人も、転職サイトへの無料登録だけは早めにやっときましょう)
今すぐは転職する気はないけど、
今の環境にはなんとなく不満と不安がある…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動って正直ハードルが高いですよね。
転職って人生でそう何度もあることではありませんから。

転職って運もあって、
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
で決まっちゃうことも多いんです。
なので、転職サイトに登録だけはやっておいて、
常に最新の求人情報がスマホに入ってくるようにしておくのが重要ですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
自分が求める年収条件などを登録しておきましょう。
これだけやっておくと、
条件にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
好条件な求人を見逃すリスクがなくなりますよ。
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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選5社】
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現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(いまの環境への不満とストレスが限界を迎える前に手を打っておきましょう)
いま現在の環境への不満とストレスが蓄積されると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
(そうなると、さらに現状への依存度が高まって
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがち)
転職サイトで気になった求人をブックマークしておくだけでも、
今の場所で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある。
↑と気づけます。
ストレスでどうしようもなくなる前に転職という手を打つことができますよ。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですね。

優良求人が集まっている
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(完全無料で使えるサイト)
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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選5社】
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なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2023年現在で、
なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれませんね。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
今すぐは転職活動を始められない人も、
いまどういう事務所が求人を出しているのか?
の情報収集は今すぐ始めておきましょう。

↑こういう働きやすい環境のホワイトな事務所の求人って、
本当にあっというまに募集が締め切られます。
日常的に情報リサーチして目星をつけておき、
行動するタイミングになった時に迷わないようにしておくことが必須です。
劣悪な環境で働きたくないのはみんな同じです。
他人より良い環境に行きたいなら、頭ひとつ抜けでた行動は必要ですよ。
ハードルを上げ過ぎる必要はありませんが、
上を目指すならなんとなく今の延長で日常を過ごしているだけ…
ではやはりダメです。

情報が意識しなくても自動的に入ってくるように環境を整えておくのがポイントですね。
具体的には転職サイトで無料アカウントを作り、
希望する転職条件をサイト内でしっかりめに入力しておきましょう。
↓これをやっとくだけで、あなたにマッチする事務所求人が出た瞬間にメール等で自動通知してもらえます。

(会計事務所求人専門の転職サイトで無料アカウントを作り、最新の情報が自動的に入ってくるようにしておきましょう)
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↑気になった事務所の求人をこまめにチェックしておくと、
税理士業界の年収相場や、求められるスキルについても自然と頭に入ってきます。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓成功するために大事なのって、結局はこれなんですよね。
(日本は資本主義社会なので、就活も仕事も競争はあります)

(個人的に衝撃を受けた本です。こちらからスマホでも今すぐ読めます)
転職活動を成功させるためにもっとも重要なのは情報収集です。
そして、税理士業界での情報収集は「税理士業界専門の転職サイト」を活用することが必須になります。

↓ですが、こういうかんたんな作業ですら以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても理由をつけてやらない人
これは就活も普段の仕事も同じです(あなたのまわりにもいませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
稼げるようになる人といつまでたっても稼げない人とで違いが生じるのはこういうところなんです。
↓今から5年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
